2014年04月23日

避難訓練

今日は、今年初めての避難訓練を行いました。
今年初めてなので、避難経路の確認と「おさない」「はしらない」「しゃべらない」「戻らない」を確認しました。
避難訓練
今年は、「避難しましょう」という指示があってから、3分11秒で全校児童が集合することができました。
避難訓練
子どもたちが全員集合した時に、子どもたちに「釜石の奇跡」について話をしました。
釜石の奇跡とは、東日本大震災の津波による釜石市の死者・行方不明者は1000人以上いましたが、釜石市の小中学生2926人中、学校を休んでいた5人を除く全員が津波から逃れたことをいいます。
釜石市の小中学校では、避難訓練で以下の三に点についてよく指導されていたそうです。
①「想定にとらわれてはいけないこと」
 地震や火災の時は、何が起きてもおかしくありません。火はここまでは来ない、津波はここまでは来ないと言って安全だと思いこむことは、とても危険です。自分が思っていること以上のことが起こることがあることを知っておきましょう。
②「ベストを尽くせ、最善を尽くせ」
地震や火事は、どんなことが起こるかわかりません。自身できること、常に最善を尽くすことが大切です。
③「率先避難者になれ」
たとえば、建物の中で火災報知器が鳴ったとします。しかし、実際には誰も逃げません。 なぜなら、ほとんどの人は、非常ベルが鳴っているだけでは、何が起きたのだろうと思うだけです。非常ベルに加えて、非常事態を裏付けるなにかほかの情報がないと、本当の非常事態だとは判断しません。そのため火災報知機が鳴ったとしても、なかなか逃げようとはしません。だれか1人でも率先して避難すると、他の多くの人もそれにつられるように避難を始めます。
だから、率先して自分から逃げましょう。そして、周りの人に伝わるように大きな声を出して逃げるようにしましょう。そうすることによって、多くの人々が避難することができます。

最後に「津波てんでんこ」という言葉を教えました。
「てんでんこ」は「てんでんばらばらに」の意味です。
もしもの時は、各自てんでんばらばらに逃げろということです。
てんでんばらばらに逃げて、集合場所に集まるようにしましょう。
自分の命は、自分で守ることが大切です。
一人一人が自分の命を守ることが、結果的に多くの命を救うことになります。

避難訓練


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